いざ起業しようと行動を開始したとき、最初に頭を悩ませるのが管理業務でしょう。

会社の設立ですら手続きは煩雑。クリエイターや営業の方だと非常にストレスを感じられると思います。

そこで、会計事務所に丸投げをする方も多いのが実情です。

管理業務を自分でやるのか、お金を払って会計事務所にお願いするのか。迷った時には以下を参考にしてください。

 

管理業務(労務、会計、税務)を自分ですることのメリット/デメリット

自分でするメリット
  • 実費のみで費用を抑えることができる(設立に関しては外注のほうが安い場合有)
  • 気持ちの問題(自分の会社は書類からすべて自分で作った会社)
  • 制度や仕組みの細かいところまで理解できる
自分でするデメリット
  • 時間と労力を取られる
  • 自分のよくわからないことで費用が発生し続ける
  • 書類や手続きの不手際で想定外の時間の浪費やコストが発生する可能性が高まる
  • 社内の状況を理解している外部から客観的にアドバイスをもらうことができない

日本は法治国家の習熟度が上がって、世の中は法律に基づいて動いています。

経営者が法律を知っていることは大切ですが、法律の目的と主要項目を抑えておけば十分でしょう。

管理系の”手続き”を知っていることは経営者にとって商売に結び付きませんし、税務のように頻繁に変わり続けるものを更新してくことは時間の使い方としてはいかがなものでしょうか。

世界に大量生産方式を初めてもたらしたヘンリー・フォードは「たいていの成功者は他人が時間を浪費している間に先へ進む。これは私が長年、この眼で見てきたことである」と述べています。

一方、数字(貸借対照表、損益計算書等)を理解しない経営者で成功する人はいないでしょう。

 

ご自身のビジネス(商売)に全力を傾けつつ、外部の会計事務所に経理等をお願いしながらも、状況を詳しく報告してもらい、アドバイスを受けながら事業を行うのが一つの解かもしれません。そういう外部パートナーで固めることができれば成功への第一歩!